○国土交通大臣向け署名のご協力のお願い
昨今、国土交通省は建設技能労働者の育成及び社会保険未加入対策として、公共工事設計労務費を大幅に引き上げ、さらに今年2月から更に4.2%引き上げる報道もされております。しかし、積算単価を引き上げたとしても、建設業界の重層下請構造の中、そのほとんどは元請建設会社(ゼネコン)や中間下請けの利益や赤字補填に使われ、私たちダンプ労働者の単価には反映されておりません。
いま安倍内閣の国土強靱化政策及び2020年のオリンピック開催に向けて、公共工事予算は大幅増となっており、被災地の復旧・復興事業も相俟って、建設資材及びダンプ不足が続いています。このような中で、私たちダンプ労働者は、元請建設会社と重層下請構造によって、低単価を押しつけられ、過積載やスピード違反当たり前の運搬回数が設定されるなど、いつ市民を巻き込む重大事故を引き起こしかねない状況で働いています。
そのような中で、私たち建交労全国ダンプ部会では、安全・安心を担保できる労働条件を改善するため、元請建設会社への強力な指導を求めて、毎年国土交通大臣署名に取り組んでいます
つきましては、下記の国土交通大臣宛の「ダンプ・建設労働者の低単価・労働条件の改善を求める署名」についてご協力頂けます様、お願い申し上げます。
プリントアウトの上記入した署名は、所属または最寄りのダンプ支部の住所まで返送頂ければ幸甚です。宜しくお願い致します。